27日のロンドン外為市場では、ドル・円は111円46銭まで下落した後、111円81銭まで上昇している。ドラギ欧州中央銀行(ECB)の発言を受けたユーロ・ドルの上昇でドル売りが先行した後、ユーロ・円の上昇に連れて反発している。

 ユーロ・ドルは1.1187ドルから1.1266ドルまで上昇し、ユーロ・円は124円75銭から125円96銭まで上昇している。ドラギECB総裁の発言で「デフレ圧力はリフレに変わった」や「インフレ抑制の要因は一時的なもの」などに反応した。

 ポンド・ドルは1.2730ドルから1.2772ドルでもみ合い。ドル・スイスフランは0.9727フランから0.9654フランまで下落している。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は111円46銭から111円81銭で推移