以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「宮内毅」氏(ブログ「小さなログハウス」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月26日8時に執筆


今週の日経平均株価予想は、独自総合指数で予想する!!

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.176(前日比━) :(前日2.175)
◆米10年債金利:2.144(前日比↓)
◆米2年債金利:1.345(前日比↓)
◆米10・2年債金利差:0.799(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.091 (前日比↓)
◆ドル円: 111.29円(前日比↑)
◆NY金:1,258.31(前日比↓)
◆シカゴ日経: 20,095円(前日比↓)

■今週の日経平均株価予想(6月26日~6月30日)
初値:20,100円(先週末比↓)
高値:20,180円(先週末比↑)
安値:19,500円(先週末比↓)
終値:19,750円(先週末比↓)



■今週の日経平均株価予想
独自総合指数から予想した日経平均の初値は、23日のシカゴ日経株価も横ばいで終わったこと、手掛かり材料難でもあり、先週末の日経終値と変わらない水準の20,100円辺りで始まると予想。高値は20,180円辺りと予想しています。日経平均予想線は、5日予想移動線(20,118円)をクロスして下回り、日経平均予想線は下げが続くことが想定される。利益確定売りが週半ばまで続き上値が重いものと予想しています。ドル円は、安値の110.00円を下回る展開に成る様だと、日経平均株価の下落幅拡大に繋がる。安値は、19,500円辺りまで下落するも、割安感が下支え要因となるでしょう。週間での終値は、下げ幅を縮めて19,750円辺りまで戻して終わると予想しています。欧米の経済指数の発表は強弱まちまちで方向性に乏しく、米国の経済サプライズ指数(米国の景気先行指数と言われる)と、米長短金利差(0.799%)は連動性が高いが、両指数とも低下しており、米国の景気後退を意味した、債券市場は、トランプ政策の期待はく落を、先取して動いている。

■今週予想参考の注目指数
『閑散に売り無し』と言われますが、日経225先物は違います。日経225先物の出来高が、1ヶ月出来高平均線が、50,000枚を切ると概ねその後調整が入り、日経平均株価の下落幅は、1日で300円以上の調整になる。先週末23日の日経225先物の出来高は36,927枚で、1ヶ月出来高平均線は53,808枚まで薄商いに成っていて、空売り材料を探しています。本年の3月25日の1ヶ月出来高平均線は52,426枚まで薄商いになり、3月25日から4月17日までの、日経平均株価(19,263~18,310円)は953円の調整が入りました、月曜日からの出来高数に注目しています。

■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータを収集。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(平等化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家 宮内毅氏:独自総合指数で予想した今週の日経平均レンジ