小幅に続落。前日終値を挟んでの狭いレンジ取引となった。連日の陰線形成で上値の重さや戻り売り圧力が警戒されそうだが、5日線が支持線として機能しており、それ以上に下値の堅さが意識されている。5日線が支持線として意識されるなか、直近で空けたマドをほぼ埋めていることもあり、いったんはリバウンドが意識されるタイミングになろう。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内で推移しており、+1σ接近で反転か意識されやすい。一目均衡表では転換線が支持線として意識されているほか、遅行スパンは上方シグナルを継続させている。直近リバウンドに対する調整一巡感からの反転が期待されるタイミングになる。MACDはシグナルとのねじれが続いており、本日は再び陰転シグナルを発生させている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:ほぼマド埋め完了で+2σへの反転を意識