S&P500先物 2437.00(+6.00) (19:40現在)
ナスダック100先物 5718.00(+34.00) (19:40現在)

19:40時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小高く推移している。また、NYダウは60ドル高程度で推移。欧州市場は全般買いが先行している。原油先物相場は、小幅に上昇して推移している。米株式市場はこの流れを受けて、買い先行の展開になりそうだ。

なお、トランプ大統領の「ロシアゲート」問題で、トランプ氏が自らも捜査対象になったことが明らかになり、政治的混乱への警戒感がくすぶる。また、米国株のリード役であるフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)の「FANG」銘柄の底打ちがみられていないことも不安材料となる。まずは、「FANG」銘柄底打ち、若しくは資金シフトが起きるかを見極めたいところである。グローベックスではナスダック100先物がしっかりであり、リバウンドが期待される。

その他、今週の経済指標では住宅関連の指標に注目。ハーバード大学による米住宅市場の調査では、需要や住宅価格、建設件数などが、金融危機以降の落ち込みからようやく平時の状態へ回復したとの見方が示されている。良好な住宅関連指標が好材料視される可能性も期待されよう。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:ロシアゲート問題の行方、FANG銘柄の動向に注目