16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円39銭から110円65銭まで反落し110円87銭で引けた。米国の5月住宅着工件数が予想外に減少したほか、6月ミシガン大学消費者信頼感指数や5月労働市場情勢指数(LMCI)が予想を下回ったことを受けて、年内の利上げ観測が後退。ドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1160ドルから1.1202ドルまで上昇し、1.1196ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが後退。ユーロ・円は、124円41銭から123円81銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2762ドルから1.2805ドルへ上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:予想を下回った米国経済指標に年内追加利上げ観測後退、ドル反落