ドル・円はじり高となり、足元は111円30銭台まで値を切り上げている。黒田日銀総裁が出口政策に踏み込んだ言及を避けたことを受けて、引き続き円売りが優勢になっている。欧州株は全面高、米株式先物もプラス圏で推移している。ただ、米国10年債利回りが2.17%付近で推移し、前日比ほぼ横ばい気味であり、ドル買いの加速は見込みにくい状況。

 ここまでのドル・円の取引レンジは111円18銭から111円37銭。ユーロ・円は124円13銭から124円44銭、ユーロ・ドルは1.1165ドルから1.1184ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円はじり高、欧州株高続く