15日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円49銭から110円16銭まで上昇した。欧州株は全面安だったが、米国10年債利回りが2.15%台まで上昇したことを受けてドル買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1194ドルから1.1154ドルまで下落し、ユーロ・円は122円40銭まで下落後、123円00銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2691ドルまで下落後、1.2795ドルまで上昇。英国の5月小売売上高の落ち込みで売られたが、英中銀の政策金利据え置き決定で利上げ主張が増えたことを受けて買いに転じた。ドル・スイスフランは0.9718フランから0.9755フランまで上昇した。スイス中銀がフラン高是正姿勢を改めて示しており、フラン売りが優勢になった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は110円16銭まで上昇