ポンド・円は売り一巡。英総選挙で与党・保守党の過半数割れを受け、一時139円半ばまで売られたが、足元は140円60銭付近まで値を戻した。保守党は少数政党の民主統一党(DUP)と国会運営で協力体制を構築する方針のようだ。こうした報道で、ポンド売りはいったん収束したとみられる。欧州株高や米株式先物のプラス圏推移でリスク選好的な流れに振れていることも、ポンドをやや押し上げているもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円28銭から110円46銭。ユーロ・円は123円22銭から123円57銭、ユーロ・ドルは1.1170ドルから1.1193ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ポンド・円は売り一巡か、英保守党は他党と協調へ