7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円23銭から109円88銭まで上昇し、109円80銭で引けた。米国の原油在庫の予想外の増加によるNY原油先物急落を受けて、米長期金利が一時低下し、ドル売り・円買いが強まった。その後、米株高・長期金利反発、クロス円の買い戻しを受けて、ドル買い・円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1213ドルから1.1282ドルまで上昇し、ユーロ・円は122円74銭から123円72銭まで上昇した。欧州中央銀行(ECB)理事会に向けた思惑によるユーロ売りが一服し、買い戻しになった。

 ポンド・ドルは1.2904ドルから1.2967ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9672ドルから0.9626ドルまで下落した。

[経済指標]
・米・4月消費者信用残高:+81.97億ドル(予想:+150.00億ドル、3月:+195.36億ドル←+164.31億ドル)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:6月7日のNY為替概況