6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円64銭から109円23銭まで下落し、109円40銭で引けた。米国の4月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が過去最高の増加となり、一時ドル買いになった後、8日のイベントリスク警戒や、ムニューシン米財務長官の為替言及を受けて、円買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1247ドルから1.1284ドルまでじり高となり、1.1277ドルで引けた。米長期金利の低下が意識されたようだ。ユーロ・円も123円03銭から一時123円55銭まで買い戻された。ポンド・ドルは1.2915ドルから1.2872ドルまで下落。英総選挙に向けて不透明感が強まる状況を懸念したポンド売りが続いた。ドル・スイスフランは0.9651フランから0.9614フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:イベントリスク警戒した円買い続く、一時109円23銭