NY原油先物は続落(NYMEX原油7月限終値:47.40↓0.26)。46.86ドルまで下落した後、47.51ドルまで上昇した。サウジアラビアなど中東主要国がカタールとの国交断然を宣言したことを受けて、石油輸出国機構(OPEC)の減産履行に支障が出る可能性への懸念が浮上し、売りが先行したもよう。ただ、今後の状況を見極めたいとのムードもあり、47ドル割れからは買い戻しもみられ、その後は下落幅を徐々に縮小する動きになった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:続落で47.40ドル、カタール断交でOPEC減産履行への懸念から売り先行