大幅続伸で2万円の大台を回復した。2万円回復は2015年12月以来、約1年半ぶり。マドを空けての上昇から年初来高値を更新して始まると、その後早い段階で2万円の大台を回復した。さらに上げ幅を拡大させている。ボリンジャーバンドでは+1σを上回って始まり、一気に-2σの水準までの上昇。パラボリックについてはSAR値を上回ってのスタートとなり、陽転シグナルを発生させている。また、MACDはシグナルとのクロスにより、陽転シグナルを発生させた。週間形状では13週線が僅かに上回り、週初に26週線とのデッドクロス発生がダマシとなっている。週足のボリンジャーバンドは+2σを超えてきたが、バンドは拡大傾向にあるため、これに沿ったトレンドが意識されてくる。価格帯別出来高の商いが積み上がっている価格帯を超えたが、今後は20400-20700円辺りまでは商いの薄い処であり、トレンドが強まる可能性がある。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:週足デッドクロスがダマシに、パラボリック、MACDが陽転シグナル発生