小幅に3日続落。小安く始まった後は下げ幅を拡大する場面もみられたが、25日線が支持線として機能する格好で下げ渋りをみせており、小幅なレンジではあるが、下ひげを残す格好となった。これにより、ボリンジャーバンドの中心値(25日)まで下げていることもあり、いったんは反転が意識されてくる。バンドが収れんしており、中心値での反転がみられないと、-1σにレンジに入り、調整基調が強まる可能性がある。
また、1月以降の上値抵抗レベルでの攻防が続いているため、そろそろ反転をみせられないと、再び戻り待ちの売り圧力が警戒されてくるだろう。価格帯別出来高で商いが積み上がっている水準であり、強弱感が対立しやすいものの、一先ず25日線までの調整をみせたことから自律反発に期待。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: 25日線までの調整を経て一先ず自律反発期待へ