10時02分時点の日経平均は前日比12.39円高の19755.37円で推移している。ここまでの高値は9時48分の19765.01円、安値は9時30分の19720.12円。本日の東京市場寄付は、売り先行となったが、その後はプラスに転換して推移している。FOMC議事録を受けた米国株高の流れと、石油輸出国機構(OPEC)総会の結果を控えていることもあり、強弱感が対立している。一方で、仮想通貨関連をはじめとしたテーマ性のある中小型株への物色は引き続き活発である。

為替市場では、ドルは111円50銭台で推移している。小幅高で推移しており、株安を警戒した円買いは増えていないようだ。

売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、コマツ<6301>、ファナック<6954>、リミックス<3825>、コシダカHD<2157>、日電産<6594>、エムアップ<3661>、堀田丸正<8105>が堅調。一方で、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクのほか、ソニー<6758>、JT<2914>、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、SUMCO<3436>、ブイ・テクノロジー<7717>はさえない。

(株式アナリスト 雲宮祥士)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 10時02分時点の日経平均は前日比12.39円高、リミックスなどテーマ株物色が活況