11時05分現在の日経平均株価は19514.65円(前日比39.21円安)で推移している。18日の米国市場では堅調な経済指標が好感されたほか、前日の株価急落を受けた買い戻しも入り、NYダウは56ドル高となった。為替相場は一時1ドル=111円台半ばから後半まで円安方向に戻し、本日の日経平均も自律反発の流れから37円高でスタートした。ただ、「ロシアゲート」疑惑を巡り米政権運営に対する懸念は根強く、買いが一巡すると伸び悩み、足元では小安い水準でのもみ合いが続いている。

個別では、ホンダ<7267>、JT<2914>、キヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>などがさえない。任天堂<7974>も小幅に下げている。リクルートHD<6098>は商いを伴って6%を超える下落。競争激化への懸念が背景にあるようだ。また、ジンズメイト<7448>やリクルートHD、タクマ<6013>などが東証1部下落率上位となっている。一方、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などがしっかり。東エレク<8035>やルネサス<6723>は2%超、Vテク<7717>は3%超の上昇。ルネサスは産業革新機構による株式売出しを発表している。また、タカタ<7312>がストップ高となっているほか、オルトプラス<3672>やVコマース<2491>が東証1部上昇率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 11時05分時点の日経平均は3日続落、リクルートHDが商いを伴い急落