NY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:49.35 ↑0.28)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比+0.28ドルの49.35ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の大半は減産合意の9カ月延長に同意するとの見方が広がったことが要因。米国株の反発や雇用情勢の改善を示す経済指標が発表されたことも原油先物相場を下支えした。

ただ、市場関係者の間では、「OPEC主導による減産合意が来年3月まで延長された場合、シェールの生産量が増える可能性があり、需給関係が大幅に改善されるかどうか定かではない」との声が聞かれている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:続伸で49.35ドル、減産合意の9カ月延長への期待広がる