大幅続落。マドを空けての下落となり、一気に5/8に空けたマド下限レベルまで下げている。その後は下げ渋りをみせているが、マドを埋めることはできず、結果的には上にアイランド・リバーサル形状を残す格好となっている。また、年初からのもち合いレンジの上限を下回ってきているため、戻り待ちの売り圧力が警戒されてくる。ボリンジャーバンドでは+1σを下回り、中心値(25日)との攻防が意識されてくる。パラボリックはSAR値を割り込み、陰転シグナルを発生させている。MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、陰転シグナル発生が近づいている。一目均衡表は転換線を下回ってきている。週間形状では13週線、26週線との乖離縮小により、デッド・クロスが先行き警戒されてくる。まずはマド埋めを完了させ、アイランド・リバーサル形状を消しておきたい。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:アイランド・リバーサル形状を消しておきたい