ドル・円は112円30銭台まで値を戻している。時間外取引のNY原油先物が45ドル台後半まで反発し、米国10年債利回りが2.36%近辺まで上昇しており、ドル売り・円買いはいったん後退気味になっている。しかし、7日のフランス大統領選を控えポジション調整のユーロ売りが出やすい面があり、この後、ユーロ・円の下げがドル・円に波及する可能性もありそうだ。

 ここまでのドル・円の取引レンジは112円26銭から112円35銭。ユーロ・円は123円07銭から123円33銭、ユーロ・ドルは1.0959ドルから1.0978ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円の戻りは限定的、ユーロの値動きに警戒