4日午前の東京外為市場では、ドル・円は伸び悩み。米6月利上げ期待のドル買いは一巡した。米連邦準備制度理事会(FRB)は2-3日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置く一方、利上げペースに関しタカ派寄りの見解を示した。これを受け、NY市場のドル買い基調が今日のアジア市場でも受け継がれている。

ただ、東京市場はゴールデン・ウィーク休暇で休場となっており、ドル・円は朝方112円62銭を付けた後上昇したものの、ドル買いは一巡。手がかりが乏しいため、目先も上昇ペースは鈍く、112円後半での推移が続きそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは112円62銭から112円89銭、ユーロ・円は122円60銭から122円96銭、ユーロ・ドルは1.0882ドルから1.0895ドルで推移した。


【経済指標】
・豪・3月貿易収支:+31.07億豪ドル(予想:+32.50億豪ドル、2月:+36.57億豪ドル←+35.74億豪ドル)

・中・4月財新サービス業PMI:51.5(3月:52.2)



・10:45 中・4月財新総合PMI:51.2(3月:52.1)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、米6月利上げ期待の買いは一巡