10時30分時点の日経平均は前日比28.69円安の19223.18円。TOPIXは前日比2.34pt安の1534.33pt。相対的に中型株が弱い展開となっている。

業種別での下落率トップは前日比2%安で証券。その他、銀行、その他金融、食料品などが上位に続いている。一方、情報通信を筆頭に、その他製品、電気ガスなどが上昇。

東証1部の売買代金トップは任天堂<7974>。その他、ソフトバンクグ<9984>、野村HD<8604>、トヨタ自<7203>、NTTドコモ<9437>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>などがランキング上位に続いている。

東証1部の騰落状況は値上がり695銘柄、値下がり1154銘柄。値下がり率上位は、デクセリアルズ<4980>、東光高岳<6617>、東邦チタニウム<5727>、オムロン<6645>、アドバンテスト<6857>など。デクセリアルズは前日比12%安となっている。

アドバンテストは、17年3月期の営業利益は前期比10.4%増の139.05億円で、従来予想
(160億円)を下振れて着地。その他、18年3月期の通期営業利益は同29.4%増の180.00億円を見込んでいる。コンセンサス(210億円程度)を下回っている他、期ずれ分を考慮すると計画は弱めとの見方が広がっているようだ。


(株式アナリスト 若杉篤史)



<WA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 10時30時点の日経平均28円安、売買代金トップは任天堂