ドル・円は小じっかりとなり、足元は111円30銭台で取引されている。欧州中央銀行(ECB)理事会、ドラギECB総裁の会見を控え、ユーロ・円がじり高になっており、ドル・円も連れているとみられる。また、米国10年債利回りが2.3179%まで上昇していることで、ドル買いもある程度出ているもよう。なお、日銀の黒田東彦総裁は15時半から始まった記者会見で、「物価目標の2%を実現することで出口の議論が始まる」などと述べたが、反応は鈍い。

 ここまでのドル・円の取引レンジは111円03銭から111円41銭。ユーロ・円は121円06銭から121円59銭、ユーロ・ドルは1.0896ドルから1.0921ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円小じっかり、米長期金利は上昇