25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円49銭から111円19銭へ上昇し111円13銭で引けた。予想を上回った米住宅関連指標を好感しドル買いが優勢となった。また、トランプ米政権は26日に大規模な税制改革案を発表するとの期待や、今週中に予算が成立し一部米国政府機関の閉鎖が回避されるとの期待が広がったことから、リスク選好の円売りにも拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0880ドルから1.0950ドルまで上昇し、1.0928ドルで引けた。フランス大統領選挙第1回目の結果を受けて、欧州中央銀行(ECB)が早期にフォワードガイダンスを変更するとの見方が広がりユーロの買戻しが加速。ユーロ・円は、120円29銭から121円65銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2801ドルから1.2846ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9955フランから一時0.9919フランへ下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドルは111円台に上昇、トランプ米政権の税制改革案への期待でリスクオン