10時00分時点の日経平均は前日比62.70円高の18938.58円で推移している。ここまでの高値は9時30分の18949.99円、安値は9時00分の18867.19円。仏大統領選第1回投票を通過し、欧州株が全面高となった流れに加えて、26日発表予定の米税制改革案に対する期待感などから寄付直後からプラス圏を取り戻しての推移に。その後は、緊迫する北朝鮮情勢を意識して、市場には様子見ムードが漂う。

為替市場では、ドル円は109円80銭台での推移。日経平均は小幅高で推移しているが、上げ幅はやや縮小している。

売買代金上位では、宅配便基本運賃を5-20%の引き上げるとの報道のあったヤマトHD<9064>、前日の米国市場において金融セクターの上昇が目立ったことを受けて三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などのメガバンクや野村HD<8604>の他、東芝<6502>、任天堂<7974>、パナソニック<6752>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、SUMCO<3436>などが堅調に。一方で、前日に業績が好感されて上昇が目立ったソニー<6758>の他、GNI<2160>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、LIXIL<5938>などはさえない。

(株式アナリスト 雲宮祥士)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 10時00分時点の日経平均は前日比62.70円高、基本運賃値上げ報道のヤマトHDが大幅高に