18日のロンドン外為市場は、ドル・円は108円67銭から108円99銭で推移した。メイ英首相の声明発表に向けてポンド売りが先行してポンド・円が下落した際に、ドル・円も一時連れ安になった。

 ユーロ・ドルは1.0646ドルから1.0684ドルまでじり高に推移し、ユーロ・円は115円76銭まで下落した後、116円29銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2516ドルまで下落した後、1.2679ドルまで上昇。メイ英首相が声明発表すると伝えられ、辞任憶測からポンド売りが先行したが、総選挙実施表明を受けて買い戻しに転じた。保守党が支持率で大幅にリードしている折、選挙に勝てばEU離脱協議に向けた基盤が強まるとの期待浮上か。ドル・スイスフランは1.0001フランから1.0036フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は108円67銭から108円99銭で推移