14日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。109円10銭台でしばらく取引されていたが、株安が一服したことで109円23銭まで買われた。ただし、短期筋や個人勢などは様子見を続けており、ドル買いは一巡しつつある。日経平均株価の下げ幅がさらに縮小した場合、ドルは13日高値の109円39銭近辺まで戻す可能性は残されているが、欧米主要市場が休場となるため、ドル・円などの主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。
ここまでのドル・円の取引レンジは109円08銭から109円23銭。
・ユーロ・円は、115円78銭から116円01銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.0610ドルから1.0624ドルで推移

■今後のポイント
・108円台後半で顧客筋、短期筋などのドル買い興味
・1ドル=112円以上で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドルは一時109円23銭まで戻すも動意薄の状態続く