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ナスダック100先物 5364.75(-8.00) (17:55現在)
17:55時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは30ドル安程度で推移。欧州は小幅ながらも売り先行で推移している。原油先物相場は小安く推移している。
12日の米株式市場は下落。シリアや北朝鮮の地政学的リスクの上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、売り優勢の展開だった。15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、引き続き方向感の掴みづらい相場展開になりそうである。メディア報道では、トランプ大統領は、中国の習近平国家主席との電話会談で、「米国には空母だけではなく原子力潜水艦があることを、金正恩に伝えて欲しい」と要請したことを明らかにしている。地政学リスクへの警戒のなか、週末にはイースター休暇の祝日となることもあり、積極的な売買は手控えられるだろう。
経済指標では生産者物価指数、新規失業保険申請件数、ミシガン大学消費者信頼感指数が予定されている。利上げペースへの思惑が再燃する可能性もあるが、トレンドは強まり難そうである。また、決算ではJPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、シティグループなど金融機関の決算が予定されている。1-3月期のS&P500構成銘柄の利益予想では、金融セクターは全てのセクターで最大となる利益成長が予想されており、市場の関心は高そうである。
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