ドル・円は上値の重い展開。引き続き109円70銭台では上昇が押さえられているもよう。シリア情勢に関連し、今晩の米ロ外相会談が注目されている。ただ、報道によるとロシアのプーチン大統領は「米ロの信頼性の水準がトランプ大統領のもとで低下した」と発言。会談が物別れに終わった場合は再び地政学リスクが意識され、リスク回避の円買いが強まりそうだ。ユーロは買い戻しが一服か、売りが優勢になっている。

 ここまでのドル・円の取引レンジは109円62銭から109円76銭。ユーロ・円は116円25銭から116円55銭、ユーロ・ドルは1.0602ドルから1.0624ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は上値が重い、米ロ外相会談に注目