11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円59銭から109円62銭まで下落した。ティラーソン米国務長官のロシア訪問を控え、北朝鮮、シリア問題の深刻化で地政学的リスクの上昇を警戒した米債利回り低下でドル売り、リスク回避の円買いが加速。

ユーロ・ドルは、1.0630ドルまで上昇後、1.0600ドルまで反落。良好なドイツの4月ZEW期待指数を好感したユーロ買いが継続した。ユーロ・円は、117円41銭から116円28銭まで下落した。リスク回避の円買いが加速した。

ポンド・ドルは、1.2428ドルから1.2492ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、1.0056フランへ下落後、1.0088フランへ反発。安全通貨としてのフラン買いが継続した。

[経済指標]・米・2月JOLT求人件数:574.3万件(予想:565万件、1月:562.5万件←562.6万件)

 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 4月11日のNY為替概況