ドル・円は110円50銭付近でのもみ合いが続いている。米国によるシリア空爆に関連し、ロシアのプーチン大統領が「侵略行為とみなす」などと発言しているもようで、今後の米ロ関係に緊張が高まる可能性が出てきた。ドル・円は足元では値を戻しつつあるが、この問題が材料視されればリスク回避の円買いを誘発するだろう。欧州株は売りスタートとなっている。

 ここまでのドル・円の取引レンジは110円13銭から111円00銭。ユーロ・円は117円32銭から118円17銭、ユーロ・ドルは1.0635ドルから1.0660ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみ合い継続、米ロ関係の緊張に思惑も