ドル・円は111円20銭台でもみあう値動きが続いている。日経平均株価の軟調地合いのなか、ドルは111円半ば以上は輸出企業の売りや利益確定売りが出やすく、上値が押さえられているもよう。ある短期筋は「年度末に伴う実需の買いは長続きしない」とし、目先はドルの下落を見込んでいるようだ。

ここまでのドル・円の取引レンジ110円99銭から111円42銭、ユーロ・円は119円50銭から119円84銭、ユーロ・ドルは1.0750ドルから1.0770ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上げ渋り、111円台半ば以上は売り