27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円11銭まで下落後、110円66銭まで上昇し110円60銭で引けた。トランプ政権が掲げてきた政策の最優先課題のひとつ医療保険制度改革(オバマケア)の廃止・撤廃に失敗したため今後、経済の成長を押し上げるインフラ出動、減税が果たして実現できるかどうかに懐疑的見方が広がり、ドル売り・円買いが続いた。その後、押し目からは根強い減税期待を受けた買いも見られ株式相場の改善に連れ下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.0906ドルへ上昇後、1.0862ドルへ下落して引けた。ユーロ・円は、119円81銭から120円32銭へ上昇した。

ポンド・ドルは、1.2615ドルまで上昇後、1.2560ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9814フランまで下落後、0.9855フランへ上昇した。

 [経済指標]・米・3月ダラス連銀製造業活動指数:16.9(予想:21.0、2月:24.5)

 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月27日のNY為替概況