24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円63銭まで下落後、111円34銭まで戻し111円33銭で引けた。

共和党ヘルスケア法案の採決に向けて可決に十分な賛成票が得られないとの報道を警戒感しリスク回避の円買い・ドル売りが加速。その後、トランプ大統領が共和党ヘルスケア法案をいったん取り下げたためリスク回避の動きが後退した。

ユーロ・ドルは、1.0818ドルへ上昇後、1.0791ドルへ反落し1.0798ドルで引けた。良好なユーロ圏の3月PMI速報値を好感したユーロ買いが強まった。ユーロ・円は、119円64銭へ下落後、120円25銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2469ドルへ下落後、1.2509ドルへ反発した。ドル・スイスは、0.9927フランから0.9889フランへ下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米トランプ政権、共和党ヘルスケア法案取り下げ、110.63円⇒111.34円