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ナスダック100先物 5332.25(-6.00) (19:20現在)
19:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は安く推移している。また、NYダウは40ドル安程度で推移。欧州は小動きではあるが、全般下落して推移している。また、原油先物相場は、小安く推移している。
21日の米株式市場が大幅に下落。原油相場の上昇や主要ハイテク株の堅調なスタートを受けて、買いが先行した。しかし、オバマケアの廃止を含む医療保険関連法案で、共和党内の調整が難航していることが嫌気されたほか、北朝鮮の地政学リスクも警戒された。NYダウは200ドルを超す下落となった。
前日の大幅な下げに対する自律反発は意識されそうだが、政権運営に対する不透明感が強まるなか、戻り待ちの売り圧力が警戒される。欧州市場は総じて売りが先行しているほか、原油相場も弱含みに推移している。日本市場は日経平均がトランプ相場で最大の下げとなったことも上値の重しになりそうだ。
なお、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、FHFA住宅価格指数(1月)、中古住宅販売件数(2月)が予定されている。先日発表された3月NAHB住宅市場指数は2005年6月以来の高水準となり、春季の住宅販売シーズンに向けた明るい兆しと考えられる。春先は季節的に住宅販売が伸びる時期でもあり、住宅関連指標への期待は大きい。
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