NY金先物は小幅続落(COMEX金4月限終値:1200.70↓1.90)。1196.80ドルから1222.00ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、想定通り0.25ポイントの利上げが実施されたが、一部で予想されていたように、FOMCが金利見通しを引き上げることはなかった。このため米10年債券利回りは低下。ドル売りに拍車がかかり、金は時間外取引で1220ドルまで上昇した。

なお、オランダ下院選挙では、ルッテ首相率いる与党が第一党の座を守る公算と伝わっているが、政権樹立に向けた不透明感などはまだ残っている様子。日足チャートでは、100日移動平均線(1214ドル水準)を回復している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金:小幅続落で1200.70ドル、ドル売りが進み時間外では1220ドル台回復