15日のロンドン外為市場では、ドル・円は114円56銭から114円71銭で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明・経済予測、イエレン米FRB議長の会見を控えて様子見ムードが広がるなか、米国10年債利回りが2.57%台まで低下し、ドル売り気味になった。

 ユーロ・ドルは1.0618ドルから1.0638ドルで推移し、ユーロ・円は121円71銭から122円03銭で推移した。オランダ総選挙の投票が始まり、状況見極めムードから小動きになった。

 ポンド・ドルは1.2237ドルから1.2179ドルまで下落。英国の11-1月週平均賃金の伸びが予想以上に鈍化したことが注目され、ポンド売りが優勢になった。ドル・スイスフランは1.0074フランから1.0096フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は114円56銭から114円71銭で推移