ドル・円は、114円80銭付近でのもみ合いが続いている。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利の引き上げを受け、年内の利上げ加速観測が高まっても、最近のレジスタンス・ラインとして意識される115円50銭付近で、いったん上昇が一服するとの見方が出ている。ただ、ある市場筋は「115円台で値固めの後に116円台を目指す展開」との見方を示す。一方、ユーロがやや買われている。

 ここまでのドル・円の取引レンジは114円63銭から114円88銭。ユーロ・円は121円64銭から121円99銭、ユーロ・ドルは1.0603ドルから1.0624ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円もみ合い継続、米利上げ加速観測でもドル上昇緩やかか