NY金は9日続落(COMEX金4月限終値:1201.40↓1.80)。1194.50ドルから1206.20ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。2月の米雇用統計の内容を受けて、14-15日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施されるとの公算が大きくなったことから、金はマイナスとなった。ただ、その後は、為替市場でドルが主要通貨に対して弱含んだことから、1200ドル台を回復した。


日足チャートでは、100日移動平均線(1215ドル水準)を下抜けている。欧米政治リスクへの警戒感を下支えに金は堅調に推移するとの声は根強いが、目先「米3月利上げ」の思惑が重しとなっている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金:9日続落で1201.40ドル、利上げ意識でマイナスもドル安で下げ渋る