9日のロンドン外為市場では、ドル・円は114円41銭から114円94銭まで上昇した。米国10年債利回りが一時2.58%台まで上昇したことや、ユーロ・円が買い戻されたことがドル・円の上昇につながった。

 ユーロ・ドルは1.0533ドルから1.0570ドルまで上昇し、ユーロ・円は120円63銭から121円44銭まで上昇した。欧州中央銀行(ECB)理事会の声明発表を控え、ユーロの買い戻しが先行。声明発表後はドラギECB総裁の会見待ちで小動きになった。

 ポンド・ドルは1.2174ドルから1.2139ドルまで下落。ブレント原油先物の大幅続落がポンド売り圧力になった。ドル・スイスフランは1.0138フランから1.0161フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は114円41銭から114円94銭で推移