NY原油先物4月限は小幅続落(NYMEX原油4月限終値:53.14↓0.06)。53.02ドルから53.80ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。米エネルギー情報局(EIA)が発表した3月の短期エネルギー見通しで、17年と18年の米国原油生産見通しを2月時点よりも引き上げたことが重しとなった。また、株式、為替市場ともに米雇用統計などの経済指標を見極めたいとするムードが強まっており、動意薄の展開に。

チャートでは、25日移動平均線(53.3ドル水準)レベルからでもみ合っている。欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、石油輸出国機構(OPEC)加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えに。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:小幅続落で53.14ドル、EIAが米国生産予想を引き上げ