引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。米国の利上げの行方が変動要因になりそうだが、円相場の反応が限られるなか、主力処は手掛けづらいだろう。もっとも、昨日は東証2部、マザーズ、JASDAQはプラス圏で推移しており、個人主体の中小型株物色は活発だった。昨日はアニメ関連の一角が動意をみせるなど、テーマ株の循環物色も意識されよう。また、ヤマト運輸が9月末までに基本運賃を引き上げる方針のほか、再配達の有料化に含みをもたせるなか、アルファCO<3434>、ダイケン<5900>、フジキカイ<6134>、パナソニック<6752>など宅配ロッカー関連にも注目。その他、有機EL関連にも関心が集まりそうだ。個別では目標株価引き上げが観測されているトレンドマイクロ<4704>、旭化成<3407>、トプコン<7732>などが注目される。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:有機EL関連などに関心集まるか