6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円64銭から114円10銭まで上昇し、113円89銭で取引を終えた。この日発表された米1月製造業受注指数は市場予想を上回ったことから、リスク選好的なドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0608ドルから1.0575ドルまで下落し、1.0582ドルで引けた。欧州諸国の政治的不透明感は払拭されていないことや、欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・米ドル買いは継続した。ユーロ・円は、120円47銭から120円72銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2279ドルから1.2224ドルまで下落。米金利先高観は後退していないことから、短期筋などのポンド売りは継続。ドル・スイスは、1.0087フランから1.0129フランへ上昇した。ユーロ売り・米ドル買いの取引が多くなったことや米長期金利の上昇を意識して、米国市場の中盤にかけて米ドル買い・スイスフラン売りが強まる展開となった。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル下げ渋り、1月製造業受注指数は予想を上回る