2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円24銭から114円59銭まで上昇し、114円40銭で引けた。この日発表された米週次新規失業保険申請件数はほぼ44年ぶりの低水準となったことを受けて、3月利上げを織り込むドル買いが一段と強まった。米国株は下げたが、米長期金利は上昇し、ドル買い材料となったようだ。

ユーロ・ドルは、1.0528ドルから1.0495ドルまで下落し、1.0507ドルで引けた。欧米金利差の拡大を見込んだユーロ売り・米ドル買いは継続した。ユーロ・円は、120円44銭から120円14銭まで下落。リスク選好の円売りが観測されたが、ユーロ売り・米ドル買いが勝る展開となった。ポンド・ドルは、1.2307ドルから1.2243ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0107フランから1.0146フランへ上昇した。ユーロ売り・米ドル買い継続の影響を強く受ける展開となった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米3月利上げ織り込むドル買い継続