NY原油先物4月限は小幅反発(NYMEX原油4月限終値:54.05↑0.06)。53.94ドルから54.61ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。減産のペースが遅れていたアラブ首長国連邦(UAE)とイラクが、減産の目標に向けての対応を表明。石油輸出国機構(OPEC)の減産率がより高まるとの観測から上昇した。ただ、調査会社ジェンスケープがオクラホマ州クッシングの原油在庫は増加と発表したことで、米在庫増加への懸念が重しとなり原油は上げ幅を縮小。

チャートでは、25日移動平均線(53.3ドル水準)レベルからの上放れを試す格好となっている。欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、OPECに加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えに。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:小幅反発で54.05ドル、UAEなどの減産姿勢を材料に