【小幅安となる】19200-19400円のレンジを想定=村瀬 智一

23日の米国市場はまちまち。追加利上げ観測の拡大で、企業業績への懸念から上げ幅を縮小する場面もあったが、トランプ大統領が製造業幹部との会談で、雇用増加を強調したことが好感された。ダウ平均は34.72ドル高の20810.32、ナスダックは25.12ポイント安の5835.51。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の19285円。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の展開になろう。ただ、トランプ大統領の議会演説待ちの中で商いは手控えられているものの、議会演説通過後のアク抜けも意識され、押し目買い意欲の強さはみられよう。昨日は一時5日線を下回る場面もみられたが、大引けでは下ひげを残す格好で、5日線を上回っている。

一目均衡表では雲を上回っての推移が続いており、転換線が支持線として意識されている。また、遅行スパンの上方シグナルも継続。週間形状も大きな変化はなく、13週線が支持線として意識される。相当煮詰まり感が台頭してきており、終値での13週線キープとなれば、来週以降のもち合い上放れへの期待にもつながろう。19200-19400円のレンジを想定。







<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の日経平均はこうなる~19200-19400円のレンジを想定