7日のロンドン外為市場では、ドル・円は112円09銭から112円50銭まで上昇した。ユーロ売りやポンド売りをきっかけにしたドルの買い戻しに、持ち高調整の円売りも強まった。欧州株が上昇に転じ、米国10年債利回りは2.42%台まで上昇した。

 ユーロ・ドルは1.0656ドルから1.0686ドルで推移。仏大統領選をめぐる先行き不透明感が高まるなか、独・12月鉱工業生産の落ち込みを受けてユーロ売りが先行した。ユーロ・円は119円62銭から120円05銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2435ドルから1.2347ドルまで下落。英小売業協会の1月既存店小売売上高の減少や、1月ハリファックス住宅価格の低下を受けて、ポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9965フランから1.0007フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は112円09銭から112円50銭で推移