6日の欧米市場では、仏大統領選に向けた集会で、有力候補であるルペン氏が欧州連合(EU)離脱を公約に掲げたことから欧州株が全面安となり、米国市場も売りが波及した。外部環境が不透明のなか、インデックスに絡んだ売りから幅広い銘柄に売りが先行することになり、模様眺めムードの強い相場展開になりそうだ。、昨夕決算を発表したトヨタ<7203>
は、米国預託証券(ADR)で2.5%程度下げていることも、センチメントを悪化させよう。
神経質な相場展開のなか、中小型の値動きの軽い銘柄等での値幅取り狙いの流れに向かいそうである。決算を手掛かりとした個別物色のほか、AIや自動運転車といったテーマ銘柄の出遅れを探る動き等も注目。その他、円高メリットセクターなどへの資金シフトも意識される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:円高進行で大型株からAIなどテーマ株を意識か