31日午前の東京市場でドル・円は113円70銭近辺で推移。日経平均株価は200円超の下げが続いており、株価反転の兆しは表れていないが、株安は想定の範囲内との声は多い。日本銀行の金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となっており、午前中はリスク回避的な円買いが大きく広がる可能性は低いとの見方が依然として多い。仲値時点のドル需要はやや多いようだ。ここまでのドル・円の取引レンジは113円59銭から113円84銭。
・ユーロ・円は、121円58銭から121円85銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.0694ドルから1.0709ドルで推移

■今後のポイント
・113円50銭以下に個人勢、短期筋などのドル買い興味残る
・1ドル=118円以上で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方

・NY原油先物(時間外取引):高値52.70ドル 安値52.57ドル 直近値52.62ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は113円70銭近辺、株安継続もドルは下げ渋る