3日続伸。日中値幅は80円程度、寄付きと大引けとの価格差は13円程度とこう着感の強い相場展開だった。しかし、19500円には届かなかったものの、19400円を割り込まず、底堅さが意識されている。ボリンジャーバンドでは+1σ水準での攻防。一目均衡表では遅行スパンが実線を僅かではあるが上放れてきており、上方転換シグナルを発生させてきている。
実線は19400円近辺での横ばい推移となるため強弱感が対立しやすいが、明確に上放れてくるようだとよりトレンドが強まりやすいだろう。週間形状では13週線を支持線に切り返しており、週足のボリンジャーバンドでは+1σからのリバウンドとなり、2万円処に位置する+2σへの意識に向かわせよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:上方シグナルも目先は強弱感対立か