大幅反発。マドを空けての上昇となり、5日線を回復して始まった。その後はこう着ながらも5日線が支持線として意識されている。一目均衡表では抵抗だった転換線を上回り、基準線とのレンジ取引に。ただ、下方シグナルを発生させている遅行スパンについては、実線が
19400円処に位置しているため、シグナルは好転せず。ボリンジャーバンドは-1σレベルでの推移となり、中心値(25日)とのレンジに移行するかを見極めたいところ。また、パラボリックのSAR値は19181円まで低下してきており、シグナル好転へのハードルは低い。もっとも価格帯別出来高では19000-19300円処で商いが積み上がっており、戻り待ちの売り圧力は強いだろう。まずはハードルが低いパラボリックの陽転シグナル発生を見極めたい。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:パラボリックの陽転シグナル発生へのハードルは低い