ドル・円は夕方以降の買い戻しが一服し、足元は113円60銭台で推移している。欧州市場では、トランプ米大統領の就任式での保護主義的な発言を消化する動きでドル売りが先行。その後は、値ごろ感から買い戻しが強まったものの、材料が乏しく買いは長続きしていない。今晩は重要指標の発表などが予定されていないため、目先は欧米株価や米長期金利にらみの取引となりそうだ。

 ここまでのドル・円の取引レンジは113円36銭から113円73銭、ユーロ・円は、121円83銭から121円99銭、ユーロ・ドルは1.0723ドルから1.0749ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は買い戻し一服、材料難で買い続かず